独り言の貯蔵庫

  1. 11月11日 1番目の投稿。いい日旅立ちはポッキーの日!

11月11日 1番目の投稿。いい日旅立ちはポッキーの日!

 

 

記念すべきポッキーの日の今日、ようやく自社のWebページを刷新することができた。

ここにたどり着くまで、長い時間を要してしまった。

 

あれこれと考えすぎてしまい遠回りしてしまったけど、そのおかげで無駄な角が削られて、とてもシンプルでスマートなカタチにまとまったと実感している。

 

つまり、とても気持ちがよいものができたということだ。

 

私の思い付きの質問や妙なこだわりなど、そんなわがままに付き合い続け意見を返し続けてくれた制作会社のYさん。

 

私のヘタクソな文章に、文句ひとつ言わず何度も校正してくれたDさん。

 

私の中にあった薄ぼんやりとしたものを確固たるカタチにしていくため、時間をかけて壁打ちを続けさせてもらえたおかげで『あり方』を勘違いせず、また、ヘタにカッコつけたものにもならずに済んだ。

 

今こうしてあらためて振り返ってみると、迷いなどのすべてが「むしろよかったんじゃないか」と全力で肯定できる。

 

また、そう考えられることは、とてもいいことだと思う。

 

つくづく、いろんな人たちに支えられていることを痛感すると同時に、心の底から感謝しかない。

 

この期間、いろんなことを言語化した。

ロゴや社名の由来にはじまり、理念の掘り下げと行動規範、そして今ここでもう一度、事業内容についても言葉を選びながら考えた(読む側からは何の特徴も変哲もない文章だが…)。

 

その甲斐あって、極めてシンプルにまとめることができた。

 

そして、これからの運営で個人的にすごく楽しみにしているのは、ブログとして準備した『独り言の貯蔵庫』だ。

 

会社の公式なブログではあるが、私の内面の素直な個性を発散させればよいと考えている。

 

なぜならば、それこそが会社の原点であり、現段階では会社の個性との間に差はないから。

 

もちろん、公開するものだから内容には注意を払わないといけないことは承知しているが、SNSなどでは炎上しかねない内容まで踏み込んでみたいという思いもある。

 

誰かに外側から見られることはまったく厭わないが、SNS(特にFacebook)のように誰かの反応が一切ないのが気楽でいい。

 

正直なところ、知り合いで群がる村的なSNS(特にFacebook)の場合、投稿したあとに誰かの反応を期待してしまう自分のそんな不甲斐ない感情が鬱陶しく思えてしかたがなかった。

 

また、表層だけであったとしても、四方八方に関係が繋がり続けてしまうことは、かなり煩わしいとさえ感じていた。

 

もともと、『独立独歩』で『気まま』な性分の自分を、あの大きな渦の中では完全に見失っていたのだろう。

 

言葉を装って取り繕う関係なんてものは、私には一切必要ない。

 

だから、『独り言の貯蔵庫』は私にとって楽しみでしかなく、そして可能性が拡がるように思えてしかたがない。

 

カッコつけた言葉を綴るだろう、

とんでもない毒を吐くだろう、

器の小さな愚痴を吐くだろう、

気の小さな弱音を吐くだろう、

クスッと笑える出来事を綴るだろう、

自分への応援と自画自賛を綴るだろう、

悟ったような言葉を刻むだろう、

 

そうこうして独り言が貯まったとき、貯蔵庫の奥のほうから埃のかぶった言葉を引っ張り出してきて、さらに磨きをかける過程を含めて『自省録』になればいいなと漠然と考えている。

 

そしていつか息子たちが、自分の父親が人知れずこんなことを考えていたんだということに気づいてもらえれば……、そんなシタゴコロもある。

 

なんとも、世間一般の中年男と比べて落ち着きがなく往生際が悪いが、あともう少しの間だけ自分のわがままと好奇心に対して素直になって可能性に挑み、そしてカッコ悪いかもしれないが、懸命にカッコつけて生きていきたい。

 

11月11日 1番目の投稿は、いい日旅立ちの日を記念して、思うままに綴った言葉を刻んでおく( `ー´)ノ